喉イガイガーっ 咳コンコンーっ
感謝と後悔である。
何に??笑
それは、我が喉にである。
第二回目のコラムは
「サカノウエヨースケと扁桃炎」である。
職業柄、歌う事を生業にするということは喉を酷使するという事でもある。
「生きる」ということはとても良くできていて
案の定、4月2日のツアーを終え、ひと段落といったタイミングで
奴はやってきた。
近頃のバイ菌というのは、潜伏する事を覚えたらしい苦笑
歌うときに開く喉の大事な部分に扁桃腺というのがあって
どうやらそこに、バイキンマンは住み着き頃合いを見計らって
「えっ、いま、落ち着いた??ひと段落みたいな顔してる??」
「あっそう、じゃあそろそろいっとく??」と
呑気にツアーを終えたばかりの自分の喉の上から
容赦無くダメージを与えてくる。しかも待ってましたと言わんばかりに
なんなら、嬉ししそうに恍惚な表情で、ヨースケの体に
咳、喉のイガイガ、体のダルさ、みるみるうちに制御不能にしていく
スイッチを入れて暴れ回るのである。
おかげで、4月2日にツアーが終わり、4月3日には、ゲホゲホ、ゴホゴホと
体は鉛のように重く、まぶたはぼんやりとし
いわゆる、「風邪」に近い「扁桃炎」の症状というやつが体を支配するわけです。
お医者さんも、「あぁ、喉の傷の部分からバイ菌が入ったんでしょうな、ハハハハ」
ってなもんである。
「ハハハ」じゃねーしである。
歌うときに、どうしても喉に傷というか、酷使するということは
喉を痛めるということで、どうやら、日頃の疲れはそこに蓄積されるらしいのである。
それも、見事にツアー中ではなく、ツアーファイナルを終えた直後に
この名人芸とも言える、タイミングでやってくる扁桃炎さんには
もはや、感謝というか、スタンディングオベーションである。
「よく、体よ、ツアーファイナルあで持ってくれました。どうもありがとう。
それと、僕の体が落ち着くタイミングまで待っててくれてありがとう♡ 扁桃炎っ♡」
「よしよし、一件落着♡」
ってなるわけないじゃ無いですか。。苦笑
感謝という意味では、みんなの前でライブをし終えるその時まで
マックスのパフォーマンスをさせてくれてありがとうですが
後悔という意味では、僕、去年も同じ時期に
やってるんですよね。。
この「扁桃炎」という症状。
咳が止まらずに、夜、寝るときに急に「咳」が止まらなくなって
なかなか寝付けないってやつ。
去年はちょうど、アルバム出して、ライブ、インストア、ひと段落して
東京タワーライブもあったりして
同じ時期に同じような忙しさもあり、アルバムプロモーションがひと段落して
「扁桃炎」はやってきて東京タワーライブは咳き込んじゃうから
カメラの見えない位置で必死で咳き込まないように
パフォーマンスしてっていうやつ。。
どうして、学習しないんだ、俺はっ!!
もう、松岡修造さんですよ!!
そんな事じゃ世界に行けないぞっ!!
何をやってんだっ俺は!!
だめだだめだだめだーっ
もう、後悔ですよ。
そうやって、今も、咳とダルさに鞭を打ちながら
サロンのみんなに聞いてほしいっていう一念で書き記しております。
もちろん、2回目のコラムも、どうかオフレコで苦笑
自分に喝を入れながら。。。